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「守谷のもり」の環境貢献度について

「守谷のもり」の平成15年度における環境貢献度について、中部森林管理局様から通知いただいたものをご紹介します。

契約箇所:霊仙寺山国有林 ?面積:8.24ha. ?主な樹種:ミズナラ
 測定項目  評価項目  年間効果評価額(千円)  物量
 水源かん養便益  洪水防止便益  541   0.1442立米/sec 
 流域貯水便益  136   2,507立米/年 
 水質浄化便益  172   2,507立米/年 
 山地保全便益  土砂流出防止便益  458   81立米/年 
 環境保全便益  炭素固定便益  417   32.8CO2t/年 
   計  1,724   
各便益について簡単に説明します。
  1. 洪水防止便益
    森林は、裸地等と比べた場合、河川へ流出する水のピーク時の水量を引き下げることで洪水防止に貢献します。
     
  2. 流域貯水便益
    森林は、土壌内の隙間等に水を一時的に貯め、渇水の防止等に貢献します。
     
  3. 水質浄化便益
    森林は、降雨が土壌を通過する際にミネラル分のバランスを整え、水質浄化に貢献します。
     
  4. 山地保全便益(土砂流出防止便益)
    森林は、枝葉、落葉・落枝、下草等で土壌が受ける降雨の衝撃を抑え、根により土砂の流れ出しの抑制に貢献します。
     
  5. 環境保全便益
    森林(樹木)は、光合成により大気中の二酸化炭素を吸収し、幹等に炭素を固定することで、大気の保全に貢献します。

この一年間の効果を身近なものに換算すると、

貯水量、水質浄化量は、2リットル入りペットボトルで125万3千本分

土砂流出防止量は、10tダンプトラック(5.5m3/台)で15台分

CO2吸収・炭素固定量は、ヒト1人が1年間に排出するCO2で103人分

となります。

当社は今後も引き続き「守谷のもり」をはじめ森林、環境の保護に努めてまいります。
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